ハイビスカス(和名・仏桑花)
玄関前に咲くハイビスカスは今年も咲いては散り咲いては散り、どうしてこんなに私を楽しませてくれるのでしょうか不思議な花です?
早朝に咲いてその日のうちに散ってしまう一日花で、日当たりの良い場所では水さえ切らさなければ次々とつぼみを付けて9月中頃まで咲き続けてくれます。
ハイビスカスは米国ハワイの州花として歓迎のレイにも使われておりあまりにも有名です。
沖縄ではこの花を昔は後生花と呼んでおり、亡くなった人の「後生の幸福」を願って墓地に植える習慣があったそうで儚い思いの残る花だったそうです。
同じアオイ科でよく似ている木槿(ムクゲ)はチョット小ぶりですが、韓国では人の世の短い栄華のたとえで「槿花一朝の夢」と表現して国花になっています。今の女性大統領の名前は‘朴槿恵‘と云いますが、国花にちなんで父親の‘朴正煕‘が名付けたそうです。
それぞれの国や地域によって言い伝えがあり儚さに繋げるかハレに繋げるか、一日花に感じる思いに違いがあるのも面白いことですね。
花言葉は「新しい恋」と云うらしいですよ、皆さんも若いころを思い起こしてみると・・・イイかもね。
八大