八大歴史塾(私の紺珠)
紺色の珠は触れると忘れていたことを思い出すと云われ、唐の張悦が持っていた物。表題として借用させて頂いております。
「五香の儀式」
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砂 糖 昔の 中国においては生まれた赤ちゃんに乳をやる前に、 「五香の儀式」 を行ったと云い伝えられた云います。それは「酢を嘗めさせる」「塩ををなめさせる」「苦い薬を嘗めさせる」「棘のあるカギ蔓を嘗めさせる」最後に「砂糖を嘗めさせる」ことを行ったと云います。 この世に生まれた...
土垂(どだれ) 里芋のこと
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里芋の収穫 今年は我が家の坪庭に里芋を4株程を植え込みました。すくすくと育ち道行く子供達が大きな葉っぱを見て雨傘の話をの話をしていましたが、お年寄りの一人がこの葉っぱは土垂(どたれ)とも云うんだよと・・・。 聞いたことの無い言葉に唖然としていると、 店頭に並ぶ里芋の中で、もっと...
危 険 とは
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「危険」 とは危害や損失、事故、災害などが生じる恐れがあることです。生命や身体に損害が及ぶ可能性をさし、「危ないこと」や「好ましくないこと」が起こる可能性がある状態」と表現されます。 「生きることには死の危険が、愛する事には失恋の危険が付きまとう。 求める事には失望の危険が...
迦陵頻伽(かりょうびんが)
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迦陵頻伽(人頭鳥身) ずい分遠い昔の話ですが近くの寺の住職さんに極楽鳥の話を聞いたことがありました。それは 迦陵頻伽 (かりょうびんが)と云い、極楽浄土に住むとされる美しい声で鳴く想像上の鳥がいると云います。「人頭鳥身」の姿で描かれ、楽器を奏でたり仏の説法に例えられたり、美しい声...
彼岸花(曼珠沙華) 救荒植物
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秋の始まりを知らせるこの時季、今年も 「彼岸花 」 を見かけることが多くなりました。彼岸花は「曼珠沙華」とも呼ばれ突然に花を咲かせ、 秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては特殊な性質を持っています。 地下の 球根に強い毒性を有しますが 、その昔には「 救荒...
危険!
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フレデリック・ウイルコックス の言葉 生きる事には死の危険が 愛する事には失恋の危険が付きまとう 求める事には失望の危険が 挑戦する事には失敗の危険が付きまとう しかし危険は冒さなければならない 人生最大の悲惨は何一つ危険を冒さないことにある 危険を冒さない人は...
入道雲は何処に!
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最近この暑さの中で気が付いた事があります。この暑さの中で入道雲に出会ってないのはどうして・・? 今年の異常気象の原因について気象庁では 入道雲 が海上では強い日照でも急に温度が上がることはないので、地上の特に海から離れた内陸に出来やすいようです。 入道と云うのは、力持ちの大きな...
癒しの言葉
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[癒しの言葉] に出会った 会いたい人には会った方がいい、二度と会えないかもしれないから やりたい事はすぐやった方がいい、時間が経つとすぐ忘れてしまう 余計な事は言わない方がいい、一度吐いた言葉は取り消せないから ...
朝顔 の話
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アサガオ らしき花 今年も自宅近くの古利根川沿いに毎年、朝顔らしき花が繁茂します。その開花の期間は長くお盆の頃から秋口にかけて沢山の花をつけてくれますが、どうやら朝顔ではなく通りがかりの人からも 「花の名前は・・?」 と聞かれます。その内に図書館に行ってモヤモヤを解決したいと思い...
生姜の効用
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生 姜 スーパーで よく見られる 「生姜」 実は根ではなく肥大した地下茎の部分のことであり 一年中手に入るものです。薄茶色をした生姜ですが新しく育った新生姜を数か月貯蔵すると「根生姜」と呼ばれ、辛味が強くなっています。 「新生姜」 (しんしょうが)と 「ひね生姜」 (ひねしょう...
穴 子(あなご)
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穴 子 「穴子」 は皆さん後存じの通り1メートル近くにもなる細長くヌルヌルした体が特徴です。姿かたちは鰻ととても似ていますが体全体に鱗がなく、淡水にすむ鰻と違って海で一生を過ごす魚類です。 うなぎに比べ 脂質が少ないあなごは淡泊な味が特徴 なので、天ぷらやお寿司などで食べるのがお...
山背(やませ)とは
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「やませ」 毎年6月~8月ごろに、北海道、東北、関東などで吹く北東の風の事を 「やませ」 (変東風)と云うそうです。この風は、冷たい親潮の上を吹かれてくるので、 冷たくて湿った風となり冷害をもたらす ことがあると云います。 特に田んぼで育てる稲にとっては、穂が出たり開花したりする...
風 鈴
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今年の夏はどうなっているんだろう? 気象庁は7月の3日に梅雨が明けたようなことを言っていたようでしたが・・・❓ その後は何となくムニャムニャとなっているようで今日になってもハッキリとしたコメントはありませんね。 急激に襲ってきたこの熱波はどうしたものか、夏が熱いのは承知しておりま...
半夏生(はんげしょう)
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疲労回復に 蛸 半夏生(ハンゲショウ) は、 初夏に葉の一部が白く変化するドクダミ科の植物 です。梅雨の時期に水辺や湿った土地に群生し6月下旬頃になると、花に近い上部の葉の部分が半分ほど白く変化します。これは花びらではなく葉、そのものの色が変わる現象です。半夏生の花は小さく目立...
凌霄花(のうぜんかずら)
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凌霄花(のうぜんかづら)とは何か・・言葉からは怪しさを感じるのは私だけではないでしょうか。 のうぜんかづら 凌霄花の開花時期は6月の今頃~9月の中旬です。中国原産の花で古くから薬として使われており日本には平安時代9世紀頃に中国から渡来したそうです。 とても寿命が長い木で豊臣秀吉...
梔子(くちなし)の花
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くちなしの花 今を盛りに古利根川べりの桜の木の下に脂粉の薫りを漂わせているのは山梔子の花です。毎年この時を目指して芳香豊かに我が存在を誇っているが桜のあとでは存在感は薄い梔子です。 「梔子」の名前の由来は諸説あるそうですが、一説に 「果実が成熟しても実が開かない」それで 「く...
鯨岡兵助 先生
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鯨岡兵輔 先生 「戒石名」 福島県の二本松の城址にある石碑の文であります。世に 「戒石名」 であります。その昔この城の武士は登城や下城の際に必ずこの碑を見たことであろう。なんじが俸、なんじが禄、と同じことを二度言っている。そして民の膏、民の脂と二度繰り返している。現在の言葉で...
カマキリ
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カマキリ 最近はカマキリの姿を見かけることが少なくなりましたが日本には約11種類が生息しているそうです。私たちがよく見かけるのは大カマキリで、他にハラビロカマキリ、コ キ カマリ、ウスバカマキリなど五種類がいるそうです。カマキリの特徴と云えばあの鎌状に変化した巨大な前足です。最...
紅花(べにばな)
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紅 花 ベニバナ(紅花) は、キク科の植物で、古くから染料や食用油の原料として利用されてきました。 花は黄色から赤色に変化し、その色素は口紅や 「衣装の染料」 に使われてきました。 また漢方では婦人薬として利用され、血行を良くする効果があるとされています。 江戸時代 中期以降は現...
蚕(かいこ)の話
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蚕はカイコガと云う 「ガの幼虫」 ですが、「お蚕様」と呼ばれるほど、農家にとっては貴重な現金収入源だったそうです。蚕はミツバチと並んで飼育される珍しい昆虫です。そのため数え方も牛や馬と同じく一頭二頭と数えていたそうです。 飼育の目的はもちろん天然繊維の 絹糸 の採取、蚕の作った繭...
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