八大歴史塾(私の紺珠)

紺色の珠は触れると忘れていたことを思い出すと云われ、唐の張悦が持っていた物。表題として借用させて頂いております。

風 鈴

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今年の夏はどうなっているんだろう? 気象庁は7月の3日に梅雨が明けたようなことを言っていたようでしたが・・・❓ その後は何となくムニャムニャとなっているようで今日になってもハッキリとしたコメントはありませんね。 急激に襲ってきたこの熱波はどうしたものか、夏が熱いのは承知しておりま...

半夏生(はんげしょう)

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疲労回復に  蛸 半夏生(ハンゲショウ) は、 初夏に葉の一部が白く変化するドクダミ科の植物 です。梅雨の時期に水辺や湿った土地に群生し6月下旬頃になると、花に近い上部の葉の部分が半分ほど白く変化します。これは花びらではなく葉、そのものの色が変わる現象です。半夏生の花は小さく目立...

凌霄花(のうぜんかずら)

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凌霄花(のうぜんかづら)とは何か・・言葉からは怪しさを感じるのは私だけではないでしょうか。 のうぜんかづら  凌霄花の開花時期は6月の今頃~9月の中旬です。中国原産の花で古くから薬として使われており日本には平安時代9世紀頃に中国から渡来したそうです。 とても寿命が長い木で豊臣秀吉...

梔子(くちなし)の花

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くちなしの花   今を盛りに古利根川べりの桜の木の下に脂粉の薫りを漂わせているのは山梔子の花です。毎年この時を目指して芳香豊かに我が存在を誇っているが桜のあとでは存在感は薄い梔子です。 「梔子」の名前の由来は諸説あるそうですが、一説に 「果実が成熟しても実が開かない」それで 「く...

鯨岡兵助 先生

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  鯨岡兵輔 先生 「戒石名」 福島県の二本松の城址にある石碑の文であります。世に 「戒石名」 であります。その昔この城の武士は登城や下城の際に必ずこの碑を見たことであろう。なんじが俸、なんじが禄、と同じことを二度言っている。そして民の膏、民の脂と二度繰り返している。現在の言葉で...

カマキリ

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カマキリ  最近はカマキリの姿を見かけることが少なくなりましたが日本には約11種類が生息しているそうです。私たちがよく見かけるのは大カマキリで、他にハラビロカマキリ、コ キ カマリ、ウスバカマキリなど五種類がいるそうです。カマキリの特徴と云えばあの鎌状に変化した巨大な前足です。最...

紅花(べにばな)

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紅 花 ベニバナ(紅花) は、キク科の植物で、古くから染料や食用油の原料として利用されてきました。 花は黄色から赤色に変化し、その色素は口紅や 「衣装の染料」 に使われてきました。 また漢方では婦人薬として利用され、血行を良くする効果があるとされています。 江戸時代 中期以降は現...

蚕(かいこ)の話

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蚕はカイコガと云う 「ガの幼虫」 ですが、「お蚕様」と呼ばれるほど、農家にとっては貴重な現金収入源だったそうです。蚕はミツバチと並んで飼育される珍しい昆虫です。そのため数え方も牛や馬と同じく一頭二頭と数えていたそうです。 飼育の目的はもちろん天然繊維の 絹糸 の採取、蚕の作った繭...

「タケノコ」 生活

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  スーパーの店先に今年も 「筍(タケノコ)」 が並び始めましたね。この筍は広い意味ではイネ科のタケの若芽の事を指すそうです。地表に出たときには 日に数センチずつしか成長していなかったものが、急に成長が早まって十日目ぐらいから急に成長が早まり数10cm~Ⅰメートルに達することもあ...

ブロッコリー

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ブロッコリー  今、旬の野菜として ブロッコリーが スーパーの店先に並んでいます。アブラナ科の緑黄色野菜として生き生きとして店先に並んでいます。 花蕾を食用とするキャベツ の一種がイタリア で品種改良 され現在の姿になっているそうです。           原産地は地中海沿岸で ...

鎌田 實 先生

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鎌田實 先生   「自分の人生は自分で決める!」  そんなことは当たり前でしょうと思われますが、平凡な暮らしをしている私たちにとっては、なかなか大きなテーマですよね。 「自分で決めること」 が幸福感に直結すると、以前に 鎌田實先生 のお話を聞き感動を覚えたことがありました。 「幸...

物忘れと認知症

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  最近、認知症と云う言葉をよく聞きます。家族に認知症の検査を進めると拒否されることが多いそうです。自分の異変を感じても認めたくないのは当事者としては認めたくないのは共通の思いですね。 そんな時には「自分は物忘れが心配だから一緒に病院に付いて来てほしい」と頼み、ついでに診てもらう...

朧月夜

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 ♯♯  菜の花畠に入り日薄れ、 見わたす山の端 霞ふかし                                   ♯     春風そよふく空を見れば、 夕月かかりて 匂いあわし。 ♭♭  里わの火影(ほかげ)も森の色も、 田中の小路をたどる人も、 ♭     蛙(か...

すずめ

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  すずめ 私が子供の頃近くに下駄屋さんの工場があって、荒削りの下駄を乾燥させる為に積み上げられた一つの風景が目に浮かんで来ます。うず高く積み上げられた工程で、乾燥させる段階がありまして下駄の薫りが何とも言えませんでした。 下駄の香りが漂っている地面に羽をバタバタさせたスズメが、...

山笑う

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季節の案内人 「山笑う」 とは、春の山の草木が一斉に芽吹き始め、動物たちも動きだして華やかになった山の様子を表した言葉で,   春の山の明るい様子を表したもの。この時季、俳句の世界では春の季語として一般的に使われていますね。寒いこの時期の 季節に案内人 として忘れてはいけない山野...

忠臣蔵

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いざ討ち入りに出陣  テレビドラマや映画で良く取り上げられる歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」は、私達日本人の心意気を良く描いていると云われています。 策略に落ちて罪を着せられた若殿を切腹させられた恨みを晴らすべく、家老以下四十七人が元赤穂藩士たちが、にっくき吉良上野介の屋敷に討ち入りに...

春日祭

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春日大社 奈良県の神社で多くの参拝者が訪れる春日大社は、全国に約1000社ある春日神社の総本社で1200年以上の歴史ある神社で毎年伝統の 「春日祭」 が行われています。春日大社は勅祭社と呼ばれ例祭である春日祭には天皇による勅使が遣わされます。勅祭社は全国に16社あり祭事の規模が大...

鹿鳴館

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 昨年の夏ごろ、日比谷公園の周辺をぶらぶらして帝国ホテルをのぞき込んでいた時、確かこの辺が鹿鳴館があった処だったことを思い出しました。そこには鹿鳴館の跡地を示す小さな額がポツンとありました。今は再開発の工事が行われており往時を忍べる物は全くありませんでした。  鹿 鳴 館  英国...

薩摩芋の話

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焼いも   昔の話 先日スーパーの帰りに「 焼き芋」 の売り場を見つけた。面白半分に大ぶりの温かい薩摩芋を買い込み当時を思い起こしながら夕食後にデザート気分で食べたけれど・・・? ホクホクして美味しいよね。薩摩芋なんて見向きもしなかったけれど、こんなに美味しかったの・・・?。食べ...

初午祭(はつうままつり)

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伏見稲荷大社  初午祭 は春の訪れを祝う稲荷神社のお祭りのこと。稲荷大神が京都・伏見にある稲荷山に降りてきたのが和銅四年(711年)の二月、初午の日だったと云われています。稲荷神社に祀られている穀物の神様が初午に降臨したとされることから初午に稲荷神社を参り、五穀豊穣を祈るようにな...
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