昨日の朝、我が家にスズムシが冬眠から覚めてモヤモヤモヤと湧いてきた。その数は1000匹以上?・・と思えるがそれは雲霞の如しと言いますが物凄い数です。こんなにたくさんのスズムシが生まれることの驚きは三年ほどなかったが今回は異常に思えます、コロナからのプレゼントかも知れない。
飼育は非常に簡単で、餌はナスやキュウリを主に与えるが、鰹節や虫の死骸をなどの動物性のタンパク質を与えると、共食いも防げるそうです。プラスチックの水槽で簡単に飼育が出来ます。土を敷いて時々スプレーで湿度を保ってやることが重要です、餌の減り具合を見ながら様子を見ていくと何回か脱皮(7回?)を繰り返し成虫となる。8月の終わりごろからリーンリーンと鳴き始めます。夜は寝床に移動して鈴の音を聴いていると何とも「コンコロモチ」が良くて風流極まりないです。
小泉八雲は虫を愛するのは日本人とギリシャ人のみだと云っていたそうですが、虫の音を聴く文化を持っているのは中国だけではなくヨーロッパなどでも虫の鳴く歌になぞらえた詩や歌があるそうです。繊細な気持ちを持っている民族がいることに愁いを感じています。日本では平安時代から貴族階級の人達が籠に入れて楽しまれていたが、江戸時代中頃より虫売りの手で人工飼育が始まり盛んに一般にも販売もされていたそうです。
1001匹目の家族は毎年現れてくれるカエルさんです。先日紹介した先輩の夫婦カエルは何処かに新居を見つけたらしく暫く会っていません。新人のカエルは大きさが5㎝位で今月になってからアジサイとミョウガの根本あたりを住処にしているらしく、時々散水をするとノコノコ出て来て気持ちがイイのか目を見開いたまま・・・やがて大儀そうに姿を隠します。たくさんの仲間と楽しい気分が味わえるのも幸せなことです。
令和2年 水無月 八 大
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