鏡餅 |
餅は「望月(満月)」に通じその丸い形が家庭円満の象徴とされることから、もともと正月や祝い事などの「ハレの日」のための特別な食べ物とされており、のちに縁起物としてお正月に飾られるようになりました。また鏡餅を食すことを「歯固め」といいますが、これは固いものを食べて歯を丈夫にし歳神様に長寿を願う 事からと云われます。
鏡の話
八咫鏡と云われる物 |
私の家の神棚にも中央の奥に天照皇大神宮のお札の前に八咫鏡と称する鏡が飾られており、毎日の日課としお参りをしてから1日が始まります。また昔の言い伝えで鏡が割れると不吉と云われましたが大切に扱ったために、今でも鏡台にはカバーをかける習慣があります。鏡の霊力に対する観念が広く生活習慣の中にも根を下ろしていたことを示していると思われます。しかし時代の変化と共に、そういった観念も次第に薄らいでいるようにも感じますネ。
令和3年 正月 八 大
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