蛙始鳴 |
蚯蚓出 |
に分けたものを「七十二候
」と云います。
竹笙生 |
一年のスタートは立春から始まりますが、立夏の頃は二十四節気の内で最も過ごしやすい季節の夏が始まります。カエルの声が聞こえる蛙始鳴(かわずはじめてなく)、ミミズが動き出す蚯蚓出(みみずいずる)、タケノコが芽を出す竹笙生(たけのこしょうず)今がこの季節であり土の中ばかりでなく人の世界でも心をウキウキさせる季節になりましたね。
古代中国では陰暦が用いられ、日付が太陽の位置とは無関係であったので春夏秋冬の循環による暖・暑・涼・寒の訪れにズレを生じることになります。これを補うために日付とは別に季節区分法が必要になったそうで、つまり太陽の黄道上の位置、黄経三百六十度を二十四等分した位置にそれぞれの節気を配置して、一年の気候の推移を知るようにしたものだそうです。夏至、冬至、春分、秋分と立春、立夏、立秋,立冬の八節を合わせて暦と季節のズレを正しながら用いられていると云います。 (暦は難しいですね。)令和4年 皐月 八 大
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