昨年の夏ごろに玉子の値段が急騰して新聞紙上で大騒ぎになりましたね。その以前の卵は物価の優等生と云われて持て囃されていましたのに何で・・と叩かれました。その原因の一つは鶏インフルエンザが大流行毎日のように何十万羽或いは百万羽が殺処分となり卵の値段が上昇し大きな社会問題になりましたね。
その昔、日本では殺生を禁ずる仏教の影響から西暦の670年頃、牛・馬・犬・猿・鶏などを食べることを禁じられたと云いました。その中には鶏の卵も含まれており日本におけるニワトリの立ち位置は長い間、愛玩動物だったと云われていたそうです。田舎の親戚の 玉子
けれども、江戸時代になって無精卵が孵化しないことが分ってくると、卵を食べることは殺生に当たらないと解釈されるようになった。そのころから身近な卵料理が多数誕生したと云われています。それと同時に身近な養鶏も盛んになり急速に各地に広まったと云われています。
鶏は採卵のために品種改良され頻繁に卵を産みますが、今では毎日ではなく数日連続で産んで一日休むと云うサイクルをとっているそうです。なお、鶏は日が長い夏場に産卵が活発化するため、冬場の養鶏場では日没後に電気をつけて夏場だと錯覚させて産卵を安定させているとのこと。そんな裏話は知りませんでした。
睦 月 八 大
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