中秋の名月

お月見
今年の夏は記録的な暑さが今でも残っていますが暦の上では「中秋の名月」の頃となってきました。この時季秋の虫達も草叢の中でじっと出番を待ってます。夜間もまだまだ少し蒸し暑さが残りますが、草叢を覗くと出番を待っている虫達が蠢き始めています。夏から秋への季節の移り変わりを感じられそうです。

今日、旧暦8月15日に出る月のことを「中秋の名月」と云われます。 昔から秋の収穫を喜び感謝する祭りの日として家族や親しい友人、恋人などと月を愛でながら 昔から秋の収穫を喜び感謝する祭りの日として月見団子のように月にちなんだものや秋の収穫物を食べたり、お供えしたりしていました。 また、災いや邪気を遠ざけるために、「秋の七草」のひとつであるススキを供える風習もあります。  
 
その昔、農民達は月の満ち欠けで時の流れを計り、季節の変化を感じ取って農作業をしていた。そんな農民たちにとって、秋は作物の収穫時期です。月が満ちた姿を模した丸い団子は豊作への祈りや感謝は勿論、物事の結実や幸福の象徴ともされ供えた後のお団子を食べることで健康と幸福を得られると考えられていたそうです。

お月見のお供えと云えば月見団子ですよね。平安時代に中国から伝わった風習と云われている伝統菓子である「月餅」を備える風習がありますが、日本ではイモ類や豆類を供え形を変え今の月見団子になったそうです。月がよく見える場所にちゃぶ台を置き十五夜にちなみ、15個の団子を大皿にうず高く盛るのが昔ながらの伝統的な供え方。山のような形に団子を積むのは、一番上の団子が霊界に通じると信じられていたからとも云われています。


 長 月             八 大





















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