「わたあめ」の思い出
この暑い季節に「わたあめ」の話とは如何なものとは思いますが?
綿が取れることで知られる綿花はアオイ科の多年草で、夏にハイビスカスに似た形の淡い黄色い花を咲かせますが、これが綿の花とは云われてみても実感しません。 花は一日で萎んでしまいますがその二か月後ぐらいに硬い殻の中から真っ白い綿がはじき出されるようにして飛び出して来ます。不思議な花ですね。
古代のギリシャ人はこんな不思議な花を見たことがなかったので「羊毛が生える木」があると云ったそうで後で大笑いになったそうです。
盛んに栽培されるようになったのは案外新しく十五世紀頃になってからで食用の油(綿実油)としても大いに活用されているのはご存じのとおりです。最近では園芸用としても人気があり鉢植えにして楽しんでいる仲間がおります。
平成30年8月 八大
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