私は10年近く前に仲間の集まりの中「リビングウイル」と云う貴重な話を聞かせてもらう機会がありました。 回復の見込みのなく、すぐにでも命の火が消え去ろうとしている時でも現代の医療ではあなたを生かし続ける事は可能だそうです。
人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着し栄養を摂取させます。ひとたびこれらの延命措置を始めたら、外すことは容易ではない。生命維持装置を外せば死に至ることが明らかですから、医師が外したがらないことになります。「あらゆる手段を使って生きたい」と思っている 方々の意思も、尊重されるべきです。緩 和 ケ ア
一方でチューブや機械に繋がれて、なを闘病を強いられ「回復の見込みがないなら、安らかにその時を迎えたい」と思っている方々も多数いるそうです。「平穏死」「自然死」を望む方々が、自分の意思を元気なうちに記しておくこと、それがリビングウイルです。「生前意思」とでも訳すのでしょうか。
言わば「いのちの遺言状」です。「自分の命が不治で末期であれば、延命措置を施さないでほしい」と宣言し、記しておくのだそうです。延命措置を控えてもらい、苦痛を取り除く緩和に重点を置いた医療に最善を尽くしてもらうことを望みます。もし、意に沿わなくなった場合、いつでも退会することが出来るそうです。
皐 月 八 大