「りんどう」は、本州から本州から奄美諸島の山野に自生する植物で近縁種も含めるとほぼ日本の全域に分布しており秋を代表する花とされています。根や茎が非常に苦く、熊の胆より苦いため、竜の胆のうと云う意味の「龍胆」という名が付けられていたそうです。
| りんどうの花 |
日光の二荒山神社では、ある行者が山奥で雪の下からりんどうの根を掘り起こしているウサギを見つけ、不思議に思いながらも同じように根っこを持ち帰って病人に用いてみたところ、たちまち病気が治ったと云う伝説が残されていることから、霊草として扱われています。
「りんどう」の名前は元々中国から伝わった「竜胆(りゅうたん)」が由来となっているため、りんどうも漢字で書くと「竜胆」と表記され漢字がそのまま使われるのは面白いね。
元々中国では、りんどうは「竜胆」と表記されており、竜胆の名前はもともとりんどうの根の味が関係しているといわれています。りんどうの根は漢方に活用されており、根の味は苦みが強く「まるで竜の胆のように苦い」と表現されたため、「竜胆」と名付けられたと云います。