カスバの女

アルジェリア国

遠い昔の話になりますが一度だけアルジェリアの地に足を踏み入れたことがありました。僅かな時間でしたが雑踏の中人、人、人の中を歩いていた記憶が頭に残っていました。

古い演歌に「カスバの女」という名曲があり、歌詞の中に「ここは地の果てアルジェリア」とありますので地名かと思いましたが、私の地図にカスバは載っていませんでした。


「カスバの女」とは、アラビア語で要塞を意味するそうです。「カスバ」を舞台にした映画で、その後に藤圭子が歌って大ヒットしたことで知られていましたね。当時はただ何となく雑踏の中に足を踏み入れただけでしたが、大混雑の中で財布を抱えて歩いたことだけが記憶に残っていました。

当時を思い起こして意味する「カスバの女」一曲・・・如何ですか?  ♯ ♭

1 涙じゃないのよ 浮気な雨に
  ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ
  ここは地の果て アルジェリヤ
  どうせカスバの 夜に咲く
  酒場の女の うす情け     #

2 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ
  セーヌのたそがれ 瞼の都
  花はマロニエ シャンゼリゼ
  赤い風車の 踊り子の
  今更かえらぬ 身の上を    ♭

3 貴方もわたしも 買われた命
  恋してみたとて 一夜(ひとよ)の火花
  明日はチュニスか モロッコか
  泣いて手をふる うしろ影
  外人部隊の 白い服       ♯



 師 走           八 大



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