八朔
八朔とは一日(ついたち)のこを云いますが旧暦の八月一日を八朔と云って、そのころとれはじめる早稲の穂を日頃お世話になっている人へ贈る習慣がありました。田の実の節句とも云うそうです。その意味が転じて田の実を「頼み」となり農家だけでなく日頃の恩にお礼をする日になったと云われているそうです。(ホントかなと思いません?
もう一つあります これは皆さんご存知のことと思いますが、京都の芸妓さんや舞妓さんは新暦の八月一日になると日頃からお世話になっている、芸事のお師匠さんやお茶屋さんに「よろしくおたのもうします」「おきばりやす」とあいさつ回りをする習わしになっています。この日は祇園界隈では着飾った舞妓さんたちが忙しそうにあいさつ回りをしている姿を多く見かけることが出来ますよ。
八朔(ハッサク)日本原産のミカン科、
柑橘類のひとつで
この時期スーパーで多く見られます。果皮だけでなく、袋(じょうのう膜)も厚いため、通常は袋も剥いて食べました。独特の苦みと酸味があるものの、鮮度の良い物は水分が
多い。日本国内でのハッサク栽培は、江戸時代末期に尾道市因島の浄土寺で原木が発見されたのを機に始まったとされる。現在因島では約二千戸の農家がハッサクを育てている。
令和 元年 八月一日 八 大
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