楽応寺の虎
漆喰作りの虎2匹 |
ここの薬師如来の御開帳は12年に一度の寅年に行われていました。今年令和4年2月16日が御開帳の予定でしたがコロナ禍のお陰で残念な事に中止になりました。地元の人の話によれば「私が生まれてこの方75歳を越えましたが中止は一度もありませんでしたよ」と、薬師様にどのように言い訳をしていいのか、香林寺の総代さんに相談に行ったそうですが・・・。
楽応寺由来 |
寺の境内の石仏や石碑から安土桃山時代から~江戸時代~現代へと伝承されて来ていることが伺えます。現在の楽応寺は江戸時代の元禄年間の1702年(赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした年)に建立された記録が残っています。
前庭 |
普段は戸が閉まっていて見られないがお寺の気配りで?、戸に穴があけてあり右手に明り取りの窓がある。覗けば薄明かりの中に拝めるようになっているようで「そっとのぞいてみてごらん」と誘っているようにも思えます。薬師如来は古来より眼を守る神様として信仰されております。寺は無住なので維持管理は近所の人たちの支えで今に伝えているそうです。
令和4年 如月 八 大
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