房総半島の花園
久し振りに青い海を見たさに房総半島の先端に出掛けた。房総半島の南端白浜海岸から千倉にかけてのフラワーライン沿いには沢山の花畑が見られます。関東地方ではようやく寒が明けたところですが、一年中温暖なこの地にはきんせんか、金魚草、矢車草、ストックと色とりどりの草花たちが私を迎えてくれました。中でもストックの香りは遠い昔を思い起こさせられて春の霞のように私を包んでくれました。
野島崎の灯台の白は大海原に際立ち小ぶりではありますが、恰もその役目を誇示しているかのように立っています。柔らかな海風は私を和ませ、時のたつのを忘れさせ沢山の花を抱えて帰ることが出来ました。また、南国を感じさせるヤシの並木は房総の浜辺では象徴的な植物で絵になる一品でもあります。
ストック
本来は四弁花だが,重弁花の園芸品種が多く出てきて,芳香があり花の色は赤紫・淡紅・白・淡黄とカラフルに咲いてくれる。冬の切花用に人気がある。
春の南房総で多く見かける。2月、3月が切り花出荷のピークとか。
地中海地方の原産でギリシャ時代から栽培させれており古代から薬草として利用されていた
カナリーヤシ(フェニックス)
ラテン語で、エジプト神話の霊鳥で死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥である。寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは伝承から火の鳥ともいわれる。
平成31年3月 八 大
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