今年も「おくんち」が始まった
九州北部では、秋祭を「くんち」と呼びました。いわゆる収穫祭ですが、その内容には地域性や歴史が重なり、それぞれ独自性があります。その中で特に有名な「長崎くんち」「博多おくんち」「唐津くんち」を「三大くんち(九州三大秋祭)」として紹介されています。
長崎くんち(ながさきくんち)
名高い「長崎くんち」は、毎年10月の7・8・9日に長崎市の諏訪神社の秋季大祭で行われる。見どころは、各町の奉納踊りには、有名な「龍踊(じゃおどり)」や「鯨の潮吹き」「御朱印船」「阿蘭陀万歳」などがあります。
祭(くんち)の始まりは江戸時代の寛永年間、二人の遊女が諏訪神社に舞を奉納したことと言われています。その後、年々盛んになっていき、さらに長崎という土地柄から、中国や南蛮文化の影響を受けました。
博多おくんち(はかたおくんち)
祭がある「櫛田神社」
「博多おくんち」は、博多で1200年以上の由緒がある櫛田神社の秋の例祭です。かつては収穫を祝う新嘗祭(にいなめさい)でしたが、昭和28年より、名称を変更して新
たに祭礼を行うようになったそうです。 神輿渡御 「櫛田神社」
たに祭礼を行うようになったそうです。 神輿渡御 「櫛田神社」

あります。また新鮮な魚や旬の野
菜なども販売されるそうです。
唐津くんち
巨大な曳き山

令和元年 10月 八 大
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