尺山寸水(せきざんすんすい)

遠く富士山を望む
 何んだこりゃ・・・こんな言葉があったのか、どんな意味があるのか全く解らないので少し深堀してみました。

今年の夏の暑かった時期に高尾山に登り、遠くの景色を見ていつもの感動を覚える。高い山の上から見下ろした景色はいつもながら気分が膨らむ。目線を高くすれば、自分の人生や世の中の物事は何と小さなことに見えますね。

人は転ばないように注意するために下を向いてしまうことが多い、目線を上げて見よう。違う景色が見えてくるはず、そして厭なことがあった時には高い場所に目線を置いて物事を考える。人生は勝ち負けではない、きっと自分が大きな心で受け入れることが出来る筈だ自分を信じて一歩一歩進もう。

人生は晴れた日も曇りの日もある。雨の日も嵐の日もある。でも周りが変わっただけで、元々の自分自身は少しも変わってないことに気がついて欲しい。自分がしっかりしていれば良いのだ。いつか状況は変化して、快晴の素晴らしい日になるでしょう。その日によって風景が変わる富士山も、山自身は全く変わってはいない。他人からどう見られていても、自分自身が誇れる姿があればそれで良し。

「晴れてよし曇りてもよし富士の山 元の姿は変わらざりけり」~山岡鉄舟~

 霜 月            八 大









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