ミナレットの夕焼け |
国民の大多数はペルシャ人ですがクルド人なども多く住んでおり、20世紀に入ってイギリスの保護国から王国へと移り1935年に国名をペルシャからイランに変更されました。その後「イラン革命」によって当時のパーレビ国王が失脚し「イラン・イスラム共和国」が誕生した。イスラム勢力が権力を握りイスラーム・シーア派の国として、日本の面積の4倍をを超える中東の大国となった。私たち西側の国に属している国民からすると分からない事が多い国です。一年間に一カ月ぐらいの期間断食をする制度がある国であります。チョット覗いてみましょう。
ラマダンとは、イスラム教徒の義務のひとつである断食(サウム)を行う月のことで、ヒジュラ暦の第9月のことです。ラマダン期間中は日の出から日没までの間、飲食や喫煙、性行為が禁じられます。また、悪口や嘘、揉め事、欲望、も断ち普段以上に良い振る舞いをすることが推奨されています。 今
ラマダンの起源 イスラームの聖典であるコーランは、ムスリム(イスラム教徒)の信仰の源泉で、信条の規範として具体的に実践し五行を行う。ラマダンはその 一つです。
コーラン |
「礼拝」 一日5回のお祈りをする
「喜捨」 富める者は貧しい者に与える
「断食」 ラマダン月は日中の飲食を絶つ
「巡礼」 一生に一度は聖地に行く
ヒジュラ暦の9月は、(イスラム教)の聖典であるコーランが、ムハンマドに初めて啓示された「聖なる月」です。そ のため、ラマダン月にこの啓示を記念して、ヒジュラの道 中の苦難を追体験する行為として断食が行わ れるそうです。
断食中は飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。ラマダーン明けの祭りには「イード アル=フィトル」と呼ばれ、盛大なものである。
最近、世界の人口が80億人を突破したそうです
卯 月 八 大
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