サラダ記念日

「この味がいいね」と君が言ったから7月6日はサラダ記念日  俵 万智1987年

軽やかな口語体で若者の日常を詠んだ俵万智さんの歌集『サラダ記念日』が刊行されたのが1987年でした。今年でもう37年になるんですね。

サラダ記念日

与謝野晶子以来の天才歌人と話題になって鮮烈なデビューが話題になった歌集は社会現象となった。発効から7か月目には200万部を超えて「何の変哲のない子の歌集がどうしてこんなに話題になるのだろう」?と不思議がられていました。その当時の小生も何がそんなに凄いの・・不思議に思っていました。 

その後に改めて読み返してみると俵万智さんの瑞々しい感性と美しい言葉を紡いで行くセンスに圧倒されたことを思い知らされました。何処からあんなフレーズを思いつくんだろう・・・凄い人だですね。改めて非凡さを感じましたね。

天才歌人は今でもさまざまな賞の選考委員や新聞歌壇の選者などを通して、短歌の魅力を伝える活動を続けています。SNSの発達でコミニュケーションは手軽になりましたが心に響く美しい言葉は大切にしていきたいものですね。


 文 月             八 大

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