大 暑 (3題) 

 今年の梅雨は異常気象とは云え何とも長い梅雨だったですね。気象庁の話によると近年では記録的mには日照時間が短かった。その結果か病害虫の発生か変な形のキュウリやナスが見られます。おかげで季節の野菜や果物の生育が思わしくないそうだ。我が家でもナスやキュウリは変な形が多く不作でした、代わりにトマトの成績は良好です。

 今日は土用の丑の日
さて立春、立夏、立秋、立冬の前の十八日間を土用と云います。立秋前の夏土用の丑の日には鰻を食べる習慣があり精の付く鰻を食べて暑さ乗り切ることから始まります。鰻を食べる習慣が一般的に広まったのは江戸時代夏に売り上げが落ちると相談を受けた平賀源内が、店先に「本日丑の日うなぎの日、食すれば夏負けすることなし」という看板を立てたら大繁盛したことで、ほかの鰻屋でも真似するようになったとか。「本日丑の日」は日本初のコピーライティグ云われています。

 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
高級桐ダンスは湿度が高いと膨張して気密性が高まり湿気を防いでくれる、乾燥時には収縮して通気性を良くしてくれる。昔の人は嫁入り道具として桐ダンスを持たせるため女の子が生まれたらきりを植えるという習慣がありましたネ。この時期キラメキ通りのポケットパークにも小さな実が付き始めました。

 夏といえば花火の季節
江戸時代、八大将軍徳川吉宗の時代享保の飢饉のころコレラの流行がありましたが、この慰霊と厄払いを兼ねて隅田川で花火大会が行われたことが始まりと云われております。称賛の掛け声で有名な「玉屋』「鍵屋」と云った花火職人たちがありましたが「玉屋」は失火があり一台で断絶されました。鍵屋は現在にも続いており聞くところによりますと十五代目になっているそうです


   令和元年 7月       八 大







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