川の中の「ちんころたんころ」 |
学校の先生が折角来たんだから良~く温まって(ぬくまって)餅でも食べて行きなさいと云われ、黄な粉餅ちをご馳走になった事がありました。帰りには道路の雪が踏みつけられ、所々が砂利道となりスキーを担いでの雪中での行軍となりました。スキー板と勉強カバンとを背負って帰るのが夕方になり疲れましたね。
翌朝午前中は道路がアイスバーンになって歩きでさえ滑ってしまう程で学校は休みになったとを覚えています。路線バスはチエーンを巻いてノロノロ運転で交通はマヒ状態そんな記憶が頭に残っています。そんな大雪はそれ以来出会うことはありませんでしたが。
ちんころたんころ |
それから六十有余年あの頃の記憶は不思議なことに明確に残っています。何故なぜなんだろう・・・? 今、記憶を手繰り寄せてみると辿り着くことが出来た。それは流れる川の冷たさでしたね。長靴を履き慎重に足元を確認しながら「ちんころたんころ」の枝を手繰り寄せて持ち帰った。
お隣さんに3本を届け、我が家の仏様にも3本を供える・・「春はそこまで来てるよ」と 母からの一言あり!
睦 月 八 大
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