イチョウ(銀杏・公孫樹・鴨脚樹)

 今年もカレンダーが最後の一枚になりました。朝一番で八幡様に詣でたところ、イチョウの落葉が敷き詰められなんとも贅沢な雰囲気を味わいました。
この時期鎌倉八幡宮や神宮外苑のイチョウの落葉は有名ですが、そんなに遠くに行かなくてもこんな身近なところでも初冬の雰囲気を味わうことができますよ。


 神前の大木は今から約800年くらい前の鎌倉時代「春日部治部少輔時賢」という人物が鶴岡八幡宮を信仰・崇敬しており、その八幡宮を遥拝するために造営されたのが春日部八幡宮の始まりという。参道中央のイチョウの御神木は鶴岡八幡宮の一枝が一夜のうちに飛んできて育ったと伝えられる大木で春日部の総鎮守として崇敬を集められています。
 イチョウの原産地は中国で日本には室町時代に伝来したとされ各地の神社や寺院に植えられたが、江戸時代の中頃に日本からオランダやイギリスに伝わりその後はヨーロッパ各地に広がっていったようです。
詩人のゲーテも「銀杏の葉」と名付けた恋愛詩を作っているそうです。

イチョウあれこれ
〇 燃えにくい木材であるため火事の延焼を防ぐという意味で神社や寺院にも多く植えら
  れているが、物の本によると火を浴びると幹から水分を発生させるというが?
〇 公孫樹とは中国で公は祖父の尊称で、祖父が種をまいても実がなるのは孫の代になる
  ことからその名がついた。

〇 鴨脚樹とは葉の形が水鳥である鴨の脚の水掻きの
  形に似ているからとか
〇 東京都のシンボルマークはイチョウの葉と思って
  ましたが、都では「T」の字から由来としていると
  云いイチョウを否定していますよ。
〇 雌雄異種の樹で春の新葉とともに生じた雄の花粉
  から精子を生じて受粉が行われるが、風媒花でそ
  の範囲は周囲1㎞の雌株に影響を与えるとのこと
  です。
〇 木材としての活用は碁盤や将棋盤としての他、木
  魚やまな板に加工されて日常活用されています。
〇 街路樹としても各地で多く植えられていますが、
  最近では果実のならない雄株のみを選んで植樹さ
  れているところも多いそうです。
〇 大相撲の関取になると大銀杏という髷が結えます
  が、その語源は形がイチョウの葉に似ているから
  ということはご存じのとおりです。

短歌を一首
  金色のちいさき鳥のかたちして 銀杏散るなり夕日の岡に  与謝野晶子

                        平成27年12月1日    八大














0 件のコメント:

コメントを投稿