大磯と吉田茂

 吉田茂は皆さん後存知の優れた政治感覚と強いリーダーシップで戦後の混乱期を7年間にに亘り総理大臣の職にありましたが戦前に外交官としての交渉力があったからこそでありサンフランシスコ講和条約にまで漕ぎ着けて戦後の日本の基礎を築いてくれた人でありました。国会における暴言「バカヤロー」によって国会が解散となる大混乱を起こしたこともありました。
 その邸宅は平成21年に母屋からの失火があり修復作業の末、昨年、庭園と共に再建工事が完成され一般に公開されております。
また地続きの城山公園は多数の横穴式古墳と縄文土器が発見されており、小磯城が築かれていたことも確認され明治の頃には三井財閥の別荘も構えられていましたが財閥の解体等による変遷もあり今に至っているそうです。
 ゆるやかな丘陵地である為、展望台に上がると相模湾から伊豆半島、箱根の山から雄大な富士山などが一望に眺められ「県立大磯城山公園」として開園しており地域の憩いの場となっております。  



     平成31年3月         八 大












イチロー選手の言葉

 先週21日にイチロー選手が引退を表明したが、会見を聞いていて特に残った言葉がありました。記者の質問で「生きざまでファンに伝わっていたら嬉しいことは・・?」という質問に対しての答えは。
イチローを見よ。
「人より頑張る事なんてとてもできないんですよね。あくまでもはかりは自分の中にある。自分なりにそのはかりを使いながら自分の限界を見ながらちょっと超えていくと云うことを繰り返していく。そうするといつの日か、こんな自分になっているんだっていう状態になって。少しづつの積み重ね。それでしか自分を超えていけないって思うんですよね。一気に高みに行こうとするとギャップがありすぎて続けられないと考えているので、地道に進むしかない。後退もしながら自分でやると決めたことを信じてやっていく。自分なりに重ねてきたことを見ていただけていたなら嬉しいです。」

 自分の秤を持つことは誰にでも必要なことだとは思いますが、こんな言葉があの記者会見の中で出てくるとは、やはり超一流の人でなければ出てこない言葉ですね。
 はかりと云う言葉を聞いて足利学校の玄関に飾ってあった「宥座の器(ゆうざのき)」を思い起こしました。

「宥座の器」とは
常に身近に置いて戒めとするという意味で孔子の説いた「中庸」と云うことを教えるものでして、壺状の器に水は入っておらず、空の時は傾き、ちょうど良いときはまっすぐ立ち、水をいっぱい入れるとひっくり返ってこぼれる。
 いっぱいに満ちて覆らないものはないと慢心や無理を戒めたことで足るを知ると云うことに繋がりますね。
                                                     
                     平成31年3月         八 大



ミモザの花

 ミモザは春を告げる花としてヨーロッパ各地では大変人気があり,フランスのニース辺りでは毎年、ミモザ祭りが開かれています。色鮮やかなイエローは町中の丘や公園の街全体が黄金色に輝きます。

 我が家にも10年以上前に眺めて楽しんでいたことがありましたが、あまりにも大きくなりすぎたことと季節の終わり頃に花粉のようなモヤモヤが出てするので引き取って頂いたことがありましたので現在は見られません。でもこの時期に近くのミモザに出会うと「あなたに出会えた頃が懐かしい」と思い
を馳せております。

 毎年3月8日は100年以上前に女性労働者が参政権を求めてデモを行ったことから「国際女性デー」となっているそうで、イタリアではこの時期に男性が女性にミモザの花を贈る習慣になっています。そのため3月8日を「ミモザの日」とも言います。
 ミモザ(アカシア)の花言葉は「優雅」「友情」。少し色が変わるとオレンジ色の場合の花言葉は「エレガント」。黄色の場合の花言葉は「秘密の恋」と云うそうで・・・なんか怪しそうです。
 生長が非常に早く樹高も10m以上になり手に負えなくなったことがありました。2月~3月に咲く花の時期にはミモザ全体が黄色く染まるほど、黄色い小さな花が集まったで球形の花を多数咲かせ、芳香を漂わせ妖艶な気分にもなります。
 小生が随分に若かったころ北原武夫の小説に目を通したことがあったような気がしたが、当時の私には随分刺激的な文章が綴ってあったことを思い出し、あの頃が懐かしく思い起こされます。

                      平成31年3月        八 大


 房総半島の花園

久し振りに青い海を見たさに房総半島の先端に出掛けた。房総半島の南端白浜海岸から千倉にかけてのフラワーライン沿いには沢山の花畑が見られます。関東地方ではようやく寒が明けたところですが、一年中温暖なこの地にはきんせんか、金魚草、矢車草、ストックと色とりどりの草花たちが私を迎えてくれました。中でもストックの香りは遠い昔を思い起こさせられて春の霞のように私を包んでくれました。
野島崎の灯台の白は大海原に際立ち小ぶりではありますが、恰もその役目を誇示しているかのように立っています。柔らかな海風は私を和ませ、時のたつのを忘れさせ沢山の花を抱えて帰ることが出来ました。
また、南国を感じさせるヤシの並木は房総の浜辺では象徴的な植物で絵になる一品でもあります。

ストック
「房総半島の花畑」の画像検索結果2月を過ぎると、房総半島は花々で覆われます。目をひくのは、色とりどりのストックの花です。ストックとは英国でガーデン・ストックのことです。日本名は紫羅欄花(あらせいとう)という名前です。アブラナ科の花で、原産は地中海沿岸です。
本来は四弁花だが,重弁花の園芸品種が多く出てきて,芳香があり花の色は赤紫・淡紅・白・淡黄とカラフルに咲いてくれる。冬の切花用に人気がある。
春の南房総で多く見かける。2月、3月が切り花出荷のピークとか。
地中海地方の原産でギリシャ時代から栽培させれており古代から薬草として利用されていた

カナリーヤシ(フェニックス)
「フェニックス ...」の画像検索結果アフリカ西海岸、カナリア諸島(スペイン領)原産のヤシの木科の植物。アフリカ大陸北西沖のカナリア諸島(スペイン領)原産のヤシ科の木。成長すると、高さ20メートルになる。ヤシの中では、比較的寒さに強く見栄えも良いとして、主に関東以西で街路樹や公園の植栽として親しまれている。県木に指定している宮崎県では、大正時代に初めて植えられたとされる。
ラテン語で、エジプト神話の霊鳥で死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥である。寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは伝承から火の鳥ともいわれる。

    平成31年3月       八 大