節 分 柊(ヒイラギ)の木

こんな寒い時期に咲くあまり目立たない花に柊があります。我が家でも隣との境に泥棒除けのためだったと思いますが,無味乾燥の気候の中、触ると痛い棘があり白色で小さな花がありました。目立たない花でしたが近寄って香りを嗅ぐとかすかなキンモクセイの香りが漂って何とも言えない小さな幸せを感じました。それは柊モクセイと名がありモクセイ科の木で葉の縁に棘があり触れるとヒリヒリと痛いので今は抜いてしまいました。
 花言葉には「用心深さ」「保護」「先見の明」とありますが、葉に棘がある事から寄せ付けない「用心深さ」、さらには魔除けになるということで「保護」という花言葉につながったと言われています。「先見の明」とは何でと思いましたら年を追うごとに葉の棘がなくなって丸い葉になるそうで「最初は危ないと思ってもそうではないというような変化」に繋がったといわれています。
私の育った田舎に限りませんが節分のときに柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺して、玄関の外に飾る「柊鰯(ヒイラギイワシ)」がありますが、これはまさに「魔除け、保護」の役割で生まれた文化ですね。鰯の頭も信心からなんて今でも言われておりますね。


ちなみに、クリスマスに飾られる赤い実のついたリースも「ヒイラギ」の葉と聞きましたがこちらはモチノキ科の「西洋ヒイラギ」と云うそうで、名前は似ていますが別の植物だそうです。キリスト教では、キリストの足元から初めて生えた植物とされトゲトゲの葉や赤い実はキリストの流した血と苦悩を表しそこから別名「聖なる木」とも呼ばれているそうです。また、西洋ヒイラギは魔力があると信じられていて、キリスト教にもそのことが取り入れられ、同じく魔力を持つと信じられていたアイビーとともにクリスマスの飾り付けに用いられていますね。

                        平成30年2月3日    八大

  














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