時を超えた美しさの秘密

魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
スリムな髪であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。
美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。

物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、
失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、
何度でも再出発することが出来ます。
誰も決して見捨ててはいけません。

人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に
助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。

年をとると、人は自分にふたつの手があることに気がつきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるために、
もうひとつの手は他者を助けるために。

女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、
その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるものでもありません。

女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。

女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、
その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、
その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。

                     サム・レヴェンソン  米国の作家、教師


 この詩はサム・レベンソンさんが孫娘の誕生日に贈ったものと云われています。
また オードリイ・ヘップバーンがこよなく愛した詩と云われておりますが、彼女は女優業の他にも、ユニセフの親善大使として世界中の貧困地域の援助に尽力もされたことでも知られています。
世界的なコロナ感染の拡大中ではありますが気分転換のお役に立てればと思い載せました。

  令和2年  皐月            八 大














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