サフランの話

畦道のサフラン
第7波コロナ禍が収まりかけた晴天の下、久しぶりの史跡巡りは千葉・茨城・埼玉の三県堺である野田市関宿の土手道を歩きました。日頃馴染みのアスファルト道ではなく何とも言えないふんわり感を踏みしめながらの心地よさは精気を貰えます。農家の畦道で野に咲く花の集団を見つけましたが、花の名前が出て来ません。誰かがサフランでは?との声・・正解です。けれども私は子供の頃に見ていたクロッカスではないのかな・・?自信のない同調の自問自答あり。

サフランと云う花はアヤメ科の多年草で、そのめしべを乾燥させた香辛料を云います。イランが原産地と云われますが諸説あるようです。地中海のある島で発掘された壁画には青銅器の時代から栽培がなされたと云われ古い歴史があるようです。耐寒性の秋植えの球根植物で、原産地はヨーロッパ南部地中海沿岸で晩秋に咲き、花を薬用やスパイスとして用いるサフランに対し、クロッカスは早春に咲き観賞用にのみに栽培されるため、花サフランと呼ばれているそうです。球根は球形が4㎝ぐらいで細長く、花の終わった後に茎がよく伸びます。花はほとんど地上すれすれの所に咲き、黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の絞りなどがあります。

クロッカス

古い歴史を持つ花で旧約聖書にも記述されており、彼のクレオパトラがサフランを入れた馬乳のお風呂に入っていたなどと云う伝説があるほどです。そんなサフランは料理に鮮やかな黄色とほのかで上品な香りを付けるスパイスとして、パエリア、リゾット、ブイヤベースの他サフランライスなどに使われています。

またサフランは世界一高価なスパイスとしても知られており、高価な物では1グラムが1,600円ぐらいするそうです。そうは言
サフラン

っても日頃サフランを使い慣れていないと、それがどの位の量
なのかわかりづらいですよね。過去には日本の各地でも栽培を
されていたそうですが人出不足などで減産され、現在では大分
県竹田市でしか国産のサフランは作られていないそうですよ!

 令和4年 神無月       八 大 





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