カマキリ

カマキリ

 最近はカマキリの姿を見かけることが少なくなりましたが日本には約11種類が生息しているそうです。私たちがよく見かけるのは大カマキリで、他にハラビロカマキリ、コカマリ、ウスバカマキリなど五種類がいるそうです。カマキリの特徴と云えばあの鎌状に変化した巨大な前足です。最大の武器となる前足を使って昆虫だけでなくカエルやトカゲと云った両生類や爬虫類を捕まえて食べる捕食昆虫です。

大カマキリは大きい物では体調が10cm程に成長して我が家にも時々顔を見せてくれます。外敵が少ないことからと思いますが比較的住宅地に近いアスファルトの道路上や、ブロック塀の上で堂々と姿を見せチョロチョロと動いているトカゲを捕えている姿を見つけることがあります。

人と向かい合っても逃げ出さず巨大な鎌状の前脚を持ち上げて威嚇する姿は、まさに昆虫界の王様にふさわしい出で立ちです。秋口になると身体の大きい雌のカマキリは泡状の麩のような形をした卵鞘(らんしょう)を草木茎に産み付けます。卵鞘の中には数百個の卵が入っており卵を外敵や気候の変化から守っていると云う。

捕食中カマキリ
雌のカマキリは交尾の後に卵を産み、栄養をつけるため・・? 雄カマキリを共食いすることが知られていますね。当時はカマキリ婦人なんて言葉が世の中を騒がしていたことがありましたね。そして一カ月ほど過ぎると、卵鞘から黄色く小さなカマキリの子供たちが生まれてくるのです。

カマキリのオスは最後にはメスに食べられ、その存在すらなくなってしまうのです。         

カマキリって凄いですね~怖いですね~。  


 水無月           八 大






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