「白牡丹とは言えど紅ほのか」 作者の名前は忘れましたが素晴らしい句ですね。
| 白牡丹 |
中国では「花の王」と呼ばれ、華やかさの象徴とされる牡丹ですが、日本でも「高貴」や「王者の風格」といった花言葉をもっています。どの花にも負けない存在感や美しさがある花ですが、もともとは観賞用ではなく、薬として使われていたといいます。
また、猪の肉を使った鍋を牡丹鍋といいますが、昔は赤い花を咲かせる品種が多かったこともあり、牡丹といえば「赤」というイメージでした。そのため、名前に赤を表す「丹」が使われていたと云います。
現在では白や黄色、ピンクなど様々な色のものがあり、私たちを一層楽しませてくれます。
そんな牡丹とよく似た花に「芍薬(しゃくやく)」があります。写真で見ると、見分けがつきませんが牡丹は木本植物(きもとしょくぶつ)で冬も地上部が枝が残りますが、芍薬は草本植物(そうほんしょくぶつ)で冬になると地上部が枯れる草だそうです。この違いを知ると見分けられますよね。
牡丹は「木」で、芍薬は「草」
牡丹と芍薬は、非常によく似ています。どちらもボタン科ボタン属の植物でありながら、ポイントとなる違いは「木か草か」という点です。牡丹は木本(もくほん)植物で、冬も地上部の枝が残る樹木(花木)。対する芍薬は草本(そうほん)植物で、冬になると地上部が枯れる草。この違いを知っておくと、見分けられます。
「立てば芍薬」は、気が立っているときに、芍薬の根がもつ穏やかな力が役立つことを示した言葉のようです。「座れば牡丹」は、座ってばかりで滞りがちな血のめぐりを、牡丹の根が健やかにサポートしてくれることを意味するともいわれています。「歩く姿は百合の花」は、風に揺れる花のような繊細な心身の状態に寄り添い、百合の根が本来のリズムを取り戻す助けとなることが由来のようです。
中国から日本へ 日本への伝来時期は諸説ありますが、奈良時代に遣唐使として長安に渡った弘法大師・空海(774〜835年)が薬用植物として持ち帰ったという説があるそうです。
卯 月 八 大
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