シリア難民少女の三行詩  


バナ・アラベトちゃん
爆弾が今、雨のように降っています。
 みんなハエのように死んでいきます。
 ちゃんと息ができない。
               バナ

  私たちは今家を失い、軽いけがをしました。
昨日から寝ていません、お腹がすきました。
生きたい、死にたくない
     バナ
アレッポの惨状

 
みなさん、アレッポを助けてください。
空爆を受けなければ、
私はきょうも生き延びることができます。
                
               バナ


 先ごろ米誌タイムは「ネット上で最も影響力のある25人」を発表しましたが、シリア内戦の激戦地だったアレッポの惨状を発信し続けた8歳の少女バナちゃんが選ばれた。選考理由は「ジャーナリストが近づけなかった場所から、内戦の恐ろしさを伝えた」としている。
 その惨状を母親とともにツイッターで発信し続けた。一時は命が危ぶまれたバナ・アラベドちゃんだが去年12月にトルコに逃れ、いまも投稿を続けているという。
 その投稿先はシリアのアサド大統領、ロシアのプーチン大統領やアメリカのトランプ大統領にまで及んでいるのに・・・!!

 シリアの混乱した内戦は、このところIS・イスラム国の崩壊が現実味を帯びてきているものの政府軍と反政府軍の戦いは近隣諸国を巻き込んで続いており終結には至ってはいない。
どうして一刻も早く平和を取り戻すことが出来ないのか、それは陰に大国の思惑が見え隠れしており終息への道は程遠いようだ。
 この三行詩に胸を打たれる人は多いと思われる、是非ともこの報道を機にバナ・アラベトちゃんの嘆きに答えて頂きたいものである。

                                        
                      平成29年8月  八大






















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