オキシトシン

 最近、雑誌やテレビなどで取り上げられるようになりました「オキシトシン」という脳内ホルモンの働きについてNHKあさイチでも取り上げられていました。脳の視床下部という場所で産生されるホルモンで「お母さんホルモン」や「愛のホルモン」として知られてきたそうです。オキシトシンとはギリシャ語の語源で「早く生まれる」という意味のことが語源のようで古くから女性の出産や子育てに関連するホルモンとして広く知られるようになったそうです。

新型コロナウイルスの影響で、「ストレスがたまって、もう疲れた!」という人も多いですよね。そこで、“幸せホルモン”や“愛情ホルモン”とも呼ばれる「オキシトシン」に注目!オキシトシンは、ストレスや痛みを和らげたり、血圧を下げたり、ダイエットや美肌にも効果が期待できるそうなんです。ハグやキスなどスキンシップによって分泌されるホルモンとして知られていますが、実はたった一人でも、簡単にオキシトシンを出すことが出来ると云います。

「飼い犬と触れ合うことで、お互いにオキシトシンが分泌される」ことで幸せな気分になり癒され、ストレスが緩和されるという研究論文もあるそうで世界的にも話題になったホルモンです。
その効果は「幸せな気分になる」「脳が癒されストレスが緩和される」「不安や恐怖心が減少する」「他者への信頼の気持ちが増す」「社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる」「学習意欲と記憶力の向上」「感染症予防につながる」・・・とオキシトシンを分泌されることでメチャメチャ幸せな気分を味わせてくれるホルモンです。

オキシトシンはどうやったら出て来るのか? その方法を知れば家族や夫婦関係、他者とのスキンシップや信頼関係に深く関係するそうです。その方法は「スキンシップ、マッサージ、見つめ合う、ハグする、キス、愛撫、性交渉・・?となんてことはないラブラブ&いちゃいちゃな時間を過ごせば、それだけでオキシトシンがどんどん湧き出て来るそうです。

コロナ・コロナで多くの皆さんが気分的に落ち込んでおられる人がいるようですが、オキシトシンを出すことによって自分から気分を変えましょう。感染症が悪いのはそのとおりですがここは一つ自分から進んで自分を変えていくことが最も重要なこと思います。

 令和2年  文月        八 大









0 件のコメント:

コメントを投稿