清明の頃

 「清明」とは清らかなこと。二十四節気の一つで春分から15日目、今年は太陽暦4月4日にあたり、万物の精神の気がみなぎる季節とあり「清浄明潔」という言葉を訳した季語です。様々な花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り爽やかな風が吹くころでお花見シーズンの到来の季節ですが、今年はコロナ禍によって新しい言葉、蔓延防止でまたまた自粛を余儀なくされるようです。

沖縄では4月に入るとシーミーと呼ばれる「清明祭」があり、先祖の墓にお重の料理を供えて宴を開き供養と親族の親睦を深める祭りがあります。その地域にもよりますが、天・地・海を象徴する、鶏肉・豚肉・蒲鉾などを重箱に詰め親類の皆が祝います。また沖縄本島南部の地では一族全員が同じ墓に入る伝統があるので必然的に大きなお墓になっているそうです。この行事は18世紀ごろに中国から伝わって来たそうで農作業の始まるこの季節                に先祖の霊力を借りる為に広まったとも云われています。

花言葉で清明と云う意味を持っている花があります、それはキンポウゲ科デルムニュウム属の「ヒエンソウ」があります。この花は蕾がイルカに似ていることからギリシャ語でイルカのデルフィと結びつているそうです。                   花をよく見ると日本語の飛燕草(燕の飛ぶ姿)の方が分かりやすいですね。結構あちこち空き地でも見かけますが名前を聞いて、ウンチクを聞きますが・・・ああそうだったのかと納得です。

十三参り この由来は諸説ありますが、13歳は半元服であり大人の仲間入りをする年齢だった説、厄年を迎える初めての年が13歳であり厄払いの意味があった説、13歳のなる子供たちが虚空蔵菩薩を参           拝し、知恵や福徳を授かる説。「お身代わり」として好きな漢字を          (例えばと)書いて自身の身代わりとして捧げることをしていた           そうです。昔々そんな時代もありましたね・・・。

 令和3年 卯月        八 大  

                       

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