神嘗祭と新嘗祭

 

伊勢神宮の鳥居
神嘗祭(かんなめさい)とは神様を食事でもてなすと言うお祭りです。五穀豊穣に感謝して毎年の最初に収穫した「初穂」を天照大御神に奉り感謝をする伊勢神宮のお祭りです。年間に1,500以上に及ぶという神宮のお祭りの中でも、最も由緒ある重要な祭り事であります。毎年10月15日から17日にかけて行われております。戦前までは17日を国民の祝日となっていたそうです。

古くから神嘗祭には皇室から幣帛使(へいはくし)と呼ばれる使者が派遣されて来たそうです。応仁の乱や戦国時代の戦火により中断することもあったそうですが江戸時代に入り世の中が安定するとこの風習も復活し今日に至っております。

伊勢神宮・内宮
神嘗祭が毎年二十年間行われると「大神嘗祭」となり「式年遷宮」が行われます。「式年遷宮」とは社殿を新しく造り、御神体をその新宮に遷す大祭です。西暦690年から1,300年以上にわたり行われていて、現在から7年後の令和2033年には第六十三回式年遷宮が予定されるわけです。

新嘗祭(にいなめさい)も、五穀豊穣の収穫祭にあたり、毎年11月23日に宮中三殿の神嘉殿(しんかでん)で執り行われます。天皇陛下が初穂を神々にお供えし、五穀豊穣に感謝を捧げて祈念します。その後、天皇陛下も初穂の食事を召し上がる飛鳥時代から続く重要な宮中祭祀であります。新米を召し上がるときには、古来から続いている伝統行事に思いを新たにしては如何でしょうか。

先ごろ我が家にも新米が届きましたが安易に食べてしまうのではなく、子供たちにも食の大切さを一言添えて分け与えました。それにしても最近は新米の出回るのが早くなり、季節感も薄れて収穫祭での喜びや感謝の心も少しづつ薄れていくように感じます。                子供の頃「米」と云う映画が上映され記憶が薄れていますが当時の若手スター<江原真二郎と中原ひとみ>が共演して米作りの大変さが脳裏に残っていました・・・。遠い昔の話になりましたね。

  神無月             八 大















0 件のコメント:

コメントを投稿