土垂(どだれ) 里芋のこと

里芋の収穫
 今年は我が家の坪庭に里芋を4株程を植え込みました。すくすくと育ち道行く子供達が大きな葉っぱを見て雨傘の話をの話をしていましたが、お年寄りの一人がこの葉っぱは土垂(どたれ)とも云うんだよと・・・。

聞いたことの無い言葉に唖然としていると、店頭に並ぶ里芋の中で、もっとも一般的な品種が「土垂(どだれ)」だそうです。全国各地で栽培が行われていますが、特に生産量が多いのは関東地方とのこと。保存性がよいことから周年を通して出荷されていますね。

生産面では子芋と孫芋を収穫でき1株からの収量が多いのが魅力です。この点も普及率が高い理由だそうですね。ちなみに土垂というちょっと変わった名前は、大きな葉が垂れ下がることから付けられたとか、何か可哀そうな名前ですね。

土垂を選抜して開発された新品種も生まれているそうです。千葉県で育成された「ちば丸」は形がそろいやすく、土垂れに比べてぬめり成分が少ないのが特徴。皮がむきやすくて扱いやすいのがポイントだそうです

今朝、早起きして一株だけ掘り起こし収穫してみると24個の子芋が取れました。それは子供の頃に家族みんなでおやつとして食べた里芋でしたね。戦後のこの時季ヒモジイ思いをして食べたそのころを思い起こしますね。_


 霜 月               八 大

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