櫻木神社

 こんな処に(失礼します)立派な神社があったとは知らなかったですね。野田市駅近くにあるキッコーマン工場から梅郷寄りに桜台という地名があります。住宅街が広がっており何の変哲もないと思えた反対側に回ってみると大きな鳥居がありその向こうにこんもりとした林が見え、掃き清められ手入れの行き届いた神社があり、可憐な十月桜が咲いていました。

野田市桜台にある櫻木神社は、社記によると平安朝の仁寿元年(西暦851年)に、大化の改新で活躍した藤原鎌足から5代後の藤原冬嗣の息子がこの地に居を構えた時、此処に美しい桜の大木があったので倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀り、その後武甕槌命の神を祀ったのが始まりであると伝えています。この地は古くには櫻木村と呼ばれ、後に桜台村となり桜が咲き誇る美しい里であったと考えられています。現在の社家はその継承から28代目で初代からは31代目に当たるそうです。

倉稲魂命は伊勢神宮外宮の祭神である豊宇気比売神(とようけひめのかみ)と同一の神様と云われ、穀霊として食物全般の神様でもあります。また人々の生命を守り育て、家を富裕にしてくれる祖神であり、生活の衰運に関わる大切な神様です。

平成4年の神社再建御造営に伴い、御殿地(宮司宅地内裏山)の発掘調査が行われ、日本列島の旧石器時代の有舌尖頭器や縄文時代の土器・石器類、古墳時代の住居跡などの遺跡のほか、古代祭祀に関係する遺物としてヒスイ勾玉管玉・台形様石製品・剣先様装飾品・半円状石製品・玉杖なども多数出土たそうです。

大鳥居脇のシダレザクラや正門の手前にあるミヤビザクラは3月中に満開を迎えると云われます、その時期に仲間の皆さんと是非行ってみたいと思います。


 令和2年  神無月        八 大 






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