「胡蝶の夢」

胡蝶の夢
 季節は二十四節気の一つ「啓蟄」となり寒さが緩んで春の陽気になり、土の中から虫たちが動き出す頃の季節になりました。春を感じてやがて訪れて来る3月上旬から中旬にかけての時期を指す言葉で二十四節気の一つです。「啓」と云う字はひらく「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫達のことで春を感じた虫たちや、冬眠していた生き物たちが続々と蠢き出す・・そういう春を感じる言葉ですね。

昔の人は蝶のことを「夢虫」や「夢見鳥」と呼んでいたと云いますが、その呼び名は古代中国の思想家荘子の説話「胡蝶の夢」に由来するそうです。中国戦国時代の荘子は夢の中で自分が蝶になり、花の上で遊んでいたが、夢から覚めてみると、自分が夢で蝶になったのか、蝶が自分になっていたのかわからなくて驚いたという。 

蝶になる夢を見たけれど、本当の私は蝶で今人間になっている夢を見ているだけではないか・・・という話です。夢と現実が混じりあう幻想的な蝶のイメージは昔も今も変わりありません。また此の事は人の世が儚いことのたとえにも使われていますね。 


 弥 生              八 大







































  

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